大谷 打撃練習で敵地沸かせた ロ軍広報「なかなかあそこまでは…」

[ 2018年5月10日 05:30 ]

インターリーグ   エンゼルス2―4ロッキーズ ( 2018年5月8日    デンバー )

<ロッキーズ・エンゼルス>試合前、フリー打撃をする大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が8日(日本時間9日)、敵地ロッキーズ戦前の打撃練習で沸かせた。推定150メートルの特大弾を含め右翼3階席へ4発、計36スイングで15本の柵越えを放ち、両軍ファンから大きな声援を集めた。

 クアーズ・フィールドは標高1マイル(約1600メートル)の高地にあり、気圧が低いため空気抵抗も減り、打球が伸びる。球団公式サイトによると、海抜0メートル地帯に比べ飛距離は約1割増し。そのため球場も両翼約106メートル、中堅約126・5メートルと広いが、大谷のパワーはお構いなしだった。

 ロ軍の主軸、通算218本塁打のゴンザレスは3階席3発を含む12本の柵越え。15、16年と本塁打&打点の2冠王アレナドは柵越え6本。両軍通じ大谷の本数が最も多かった。ロ軍広報も「なかなかあそこまでは飛ばせない」と目を丸くした。

 試合はナ・リーグ本拠のインターリーグでDH制がなく、ベンチスタート。2点を追う7回1死二塁で代打起用され一ゴロに倒れ試合はそのまま敗れた。「打球は良かったが、正面にいってしまった」とマイク・ソーシア監督。また、次回登板は「日曜(13日)にいければと考えているが、まだ決めていません」とし、中6日となる13日(日本時間14日午前5時7分開始)のツインズ戦が有力となった。 (後藤 茂樹)

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