勝ち星に恵まれないDeNA・飯塚、ジンクスを覆せ!

[ 2018年5月10日 11:00 ]

<中・D>汗を拭うDeNA先発の飯塚
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 先発投手が好投を続けながら、なかなか勝ち星に恵まれないケースはプロ野球の世界ではよくあることだ。DeNA・飯塚も今季は、そのパターンにあてはまる。

 昨季は8試合に先発して1勝3敗という成績だった。高卒4年目の今季は自身初となる開幕ローテーションの座をつかみ、4試合で0勝2敗と勝ち星はないものの、防御率2・91と安定した数字を残している。ただ、飯塚が先発した4試合は、打線が計7得点と援護に恵まれていない。

 4月17日の巨人戦。飯塚の生まれ故郷・新潟での主催試合で、プロ入り後初の凱旋登板が実現した。「ずっと楽しみにしてくださっている人がいる。プロのユニホーム姿で新潟で野球をやったことがないので、いい姿を見せて恩返しをしたい」。5回1/3を5安打2失点。1点をリードした状況で降板したが、2番手・エスコバーが逆転2ランを被弾。勝利で故郷に錦を飾ることはできなかったが、スタンドに駆けつけた家族や友人をはじめ、多くの新潟のファンに勇姿を見せることはできた。

 現在、若い先発陣がチームを支えている。ドラフト1位・東(2勝2敗、防御率2・41)、高卒2年目・京山(4勝1敗、防御率5・40)。2人とも将来的にエース格にとなり得る存在だが、飯塚にもその可能性は十分にある。大学4年生と同じ年代の21歳。性格は穏やかで心優しい青年だ。チームの誰もが「あんなに良いやつはいない」と口をそろえる。プロ野球の世界では「人の良い選手は大成しない」とよく言われるが、そのジンクスを覆せるだけのポテンシャルは秘めている。(記者コラム・重光 晋太郎)

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