大体大 連敗7でストップ 代打・池側が起死回生の逆転2ラン

[ 2018年5月10日 15:56 ]

阪神大学野球連盟第5節2回戦   大体大5―2天理大 ( 2018年5月10日    南港中央野球場 )

逆転2ランを放った大体大の池側
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 大体大が逆転で天理大を破り、開幕からの連敗を7で止めた。

 大体大は1点を追う9回1死一塁から代打・池側雅拓内野手(4年=大体大浪商)がスライダーを仕留め、左翼へ起死回生の逆転2ラン。自身リーグ戦初安打でチームを今春初勝利へ導いた。殊勲の背番号37は「長打が欲しい場面。(相手の)得意な球を仕留めることができたのはデカい」と笑った。

 池側は大体大浪商では投手で、大学入学後に野手へ転向した。ベンチ入りは3年春からだ。敗戦なら1986年秋以来実に32年ぶり2度目の最下位が確定する一戦。苦労人がチームの窮地を救った。池側は「このまま1勝もせずには終われない。何とか1勝したいという気持ちだけでした」と汗をぬぐった。

 中野和彦監督は「(代打が)うまくはまったし、流れを変えてくれた」と称えた。プロ注目のエース左腕・門前侑太投手(4年=加古川北)は5回を被安打4の2失点と力投。「チームは危機的な状況ですが、ここから3連勝したい」と意気込んだ。

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2018年5月10日のニュース