小久保裕紀氏が語る内川の凄さ 30発打てる実力あるのにヒット徹底

[ 2018年5月10日 08:23 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―0西武 ( 2018年5月9日    メットライフD )

ソフトバンクで内川(右)とともにプレーした小久保氏
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 ソフトバンクOBで、17年のWBCでは監督を務めた小久保裕紀氏(46)は後輩の凄さをこう表現する。

 「30発を打てる実力があるのに、ヒットを打つことに徹底して、今の成績がある。フリー打撃であれだけスタンドにポンポンと入れたら、誰だって大きいのを狙いたくなる」

 大分出身の内川にとって、小久保氏は地元球団のヒーロー。12歳だった95年3月3日だった。「とんかつ屋で応募したチケットが当たって」新大分球場で行われた巨人―ダイエーのオープン戦を見た。ON初対決となった一戦で、当時入団2年目だった小久保氏が右方向へ一発を放った。「うわあ、小久保凄えなあって」と回想する。

 ソフトバンクでは小久保氏以来の主将に就任し、同氏以来の2000安打を達成。内川は「僕らが憧れたプロ野球選手の姿を、今の子供たちに感じてもらいたいという思いはある」と、今後は自らが目標とされる選手を目指すことを誓った。

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