元オリオールズのパルメイロが53歳で独立リーグの球団と契約 息子も在籍

[ 2018年5月10日 15:37 ]

パルメイロ(AP)
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 大リーグのオリオールズなどで通算3020安打を放ったラファエル・パルメイロ(53)が、テキサス州フォートワース郊外のクリ―バーンを本拠にしている独立リーグのレールローダーズと契約した。

 ダラス・モーニング・ポスト紙が報じているもので、同チームにはパルメイロの息子パトリック(27)も内野手兼外野手として在籍。パルメイロは2015年にもパトリックがいた独立リーグのシュガーランド・スキーターズに在籍し1試合だけ出場しており、再び親子が同じチームでプレーすることになった。

 キューバ出身のパルメイロは1985年のドラフトでカブスから1巡目(全体22番目)に指名され、86年9月8日にカブスでメジャー・デビュー。以後、レンジャーズなどで2831試合に出場し、球宴出場4回、一塁手としてゴールドグラブ賞受賞3回など輝かしい実績を残して通算569本塁打も記録した。

 2005年7月15日のマリナーズ戦では、対戦相手だったイチローが見守る中で通算3000本安打も達成。しかし同年8月1日に筋肉増強剤に陽性反応を示したために10日間の出場停止処分を科せられ、結局メジャーではこのシーズンが最終年となっていた。

 ところが昨年12月になってメジャーへの復帰を宣言。ただし声をかけた球団は皆無で、本人は「別の道を探すことにした」と、当初は希望していなかった独立リーグでのプレーを選択したもようだ。

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2018年5月10日のニュース