西武 球団新開幕から本拠8連勝 12球団一番乗り貯金10

[ 2018年4月22日 08:39 ]

パ・リーグ   西武9―3ロッテ ( 2018年4月21日    メットライフD )

<西・ロ>4回、栗山(背番号1)が逆転3ランを放ち、(右から)源田、木村、熊代、松井に敬礼ポーズで迎えられる
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 期待感は快音とともに、興奮の大歓声になった。2点を追う4回2死一、二塁。西武・栗山が、右越えに逆転1号3ランを運んだ。

 「ちょっと詰まり気味だった。あんなに飛ぶとは思わなかった」

 2戦連続でビッグイニングをつくって逆転勝ちの打線が、またひっくり返した。3点を先制された直後。4回1死満塁から外崎の中犠飛で1点を返すと、栗山が続いた。前日は8回に代打で決勝の勝ち越し右前打。この日は7番・DHで先発し、2戦連続勝利打点だ。「代打の時はスタメンを取るために打とうと思う。そういうガッツは持っている」。全力を尽くすために準備を続ける気概を、栗山はそう口にした。

 連日のヒーローを出迎えるベンチ。チームの結束を象徴する儀式がある。自衛隊のように背筋を伸ばしお互いに敬礼する。開幕以降、一部の若手選手が始めたパフォーマンスが浸透。「若手しかいないじゃないですか、スタメンに。そりゃ、乗せられますよね」。17年目を迎えた栗山の力を込めた敬礼に応える若手のしぐさには本物の敬意が込められていた。

 開幕からの本拠地8連勝は球団新記録。18試合で、12球団一番乗りとなる貯金10に到達した。辻監督は「1点返してまだいける、と思ったところで栗山が見事に追い越した」と絶賛。3戦連続の逆転勝利を「選手は最後まで大事に、元気よくやっている」と称えた。

 「ここまで来たら負けたくない。一つでも多く連勝を伸ばしたい」。10年ぶりの優勝へ頼もしいベテランの言葉はチームの総意だ。 (春川 英樹)

 《63年ぶり3度目》西武が3連勝。貯金を両リーグ最速で10に乗せた。チームの両リーグ最速2桁貯金は04年の40試合目(25勝15敗)以来14年ぶり。開幕18試合目以下で記録したのは54年10試合目(10勝0敗)、55年16試合目(13勝3敗)に次いで63年ぶり3度目だ。この日は先発の多和田が同僚の菊池とリーグ最多に並ぶ4勝目。西武の複数投手が4月までに4勝以上を挙げるのは07年に西口5勝、涌井4勝として以来11年ぶり。

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