日体大ドラ1候補・松本航&東妻が好救援、延長16回の激戦制す

[ 2018年4月22日 17:42 ]

首都大学野球   日体大3―0武蔵大 ( 2018年4月22日    浦安市運動公園 )

好リリーフを見せたドラフト1位候補の松本航
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 3回戦が行われ、昨秋王者・日体大が延長16回の激戦を制し勝ち点を2に伸ばした。

 負ければ優勝の可能性が消える一戦。0―0で延長13回、無死一、二塁から始まるタイブレークから、前日に先発で82球を投げたドラフト1位候補・松本航投手(4年=明石商出身)が救援した。1点を失えばサヨナラの場面で「点を取られたら負けなので、ホームを踏ませるかという気持ちで投げていた」と雄叫びを上げながらの気迫の投球。14回には1死二、三塁から連続三振を奪うなど、最速148キロの直球で押し8三振を奪い、無失点に抑えた。

 16回に味方が3点を勝ち越すと、最後も連続三振と投ゴロに切り抜けガッツポーズを見せ「自分が抑えればなんとかしてくれると思った」と汗をぬぐった。

 6回からは同じくドラフト1位候補・東妻(あづま)勇輔投手(4年=智弁和歌山出身)が救援し、4イニングを無失点。9回2死満塁の一打サヨナラの場面ではストライクからボールになるスライダーで三ゴロに斬り「あそこでスライダーを投げられたのが自分の強み。一番いい球を投げきれた」と納得の表情。自己最速にあと1キロの152キロをマーク。日米5球団のスカウトが視察し、中日の山本将道アマスカウト東日本統括は「球威があるし、コンスタントに140キロ台後半が出ている。球の力は(大学生で)上の方ですね」と話した。

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