金本監督「試練」マツダ上等!その心は…勝てば「みんな自信付ける」

[ 2017年3月31日 06:15 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2017年3月31日    マツダ )

糸井(7)らの練習を見つめる金本監督
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 開幕前日会見に臨んだ阪神・金本監督は「試練」という言葉を2度も口にした。相手は昨季王者で、対戦成績7勝18敗と大きく負け越した広島。舞台も5勝8敗と敵地ワーストタイの負け越しを喫したマツダスタジアム。ただし、悲観して発したわけではない。その真意を囲み取材で明かした。

 「試練と言えばオーバーだけど、いきなりですわ。去年(ナゴヤドームと並んで)一番苦手とした球場か。5勝8敗。まあでも、そうでもないか。もっと負けているイメージだけど。(試練を跳ね返せば)やっぱり、チーム全体として、みんな自信を付けるんじゃないかと思う」

 まさしく、チームを奮い立たせるゲキだ。広島上等、マツダスタジアム上等―。ピンチがチャンスにつながるように、試練は躍進につながる。経験の浅い若手には「怖い物知らずで行って良いと思う。どこの球場でも一緒だという感覚でいると思う。俺はそうだったからね。先発投手が誰でもベストを尽くすだけ、勝つためにやるだけ、という感覚で僕はいた」とガムシャラな姿勢を求めた。

 「もし負け越すことがあっても悲観することもない。でもそうは言っても、やっぱり勝ちたい」

 広島攻略の糸口は「足攻阻止」に見いだしている。昨季の敗因を「メッセ、藤浪が相性が悪かったところと足。機動力。バッテリー間のけん制も甘かったり、捕手のスローも甘かったりで、そこら辺をうまく突かれたという印象」と分析。克服のために昨秋キャンプから投手陣のクイック、けん制を強化してきた。捕手も強肩の梅野を起用。そして「(乗せると)大きい。2番でつながれるか倒れるかで」と菊池への警戒も強めている。

 「良い時も悪い時もあると思うけど、とにかく、どんな状況においても全力を尽くすというかね。勝ってもおごらず、負けている時もくじけずに、チャレンジャー精神を持って向かっていきたい」。開幕から挑む「試練」。それが、2年目の逆襲への第一歩だ。(惟任 貴信)

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