ヤクルト山田は3番 1番じゃない“脱WBC”起用「期待以上の結果を」

[ 2017年3月31日 05:55 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2017年3月31日    神宮 )

気合の入った表情でティー打撃をする山田
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 打球は次々と外野席へ向かった。ヤクルト・山田の自身初の3日連続居残り特打。65スイング中、実に18本の柵越え。感覚を染み込ませるように白球の行方を見届けた。

 「しっくりきていなかったので。期待されているし期待以上の結果を出して勝利に貢献したい」

 WBCでは主に1番で全7試合に出場したが「時間も場所も限られていた」と、個別練習にも限界があった。「WBCは(優勝できず)悔いは残ったが、気持ちは切り替えている」。チーム合流後の28日からの3日間は、直訴して徹底的にバットを振った。

 打順は3番に決まった。「任されたところで仕事をするのがプロ野球選手だと思う」と徹する山田だが「3番を打ちたい」のが本音だった。3番では計175試合に出場し、打率・317とプロ通算を5厘上回る。48本塁打に144打点。脅威の3番打者として開幕戦を迎える。

 「(全体の)バランスで考えた」と真中監督。当面は出塁以上にクリーンアップとして、走者を還す働きが求められる。指揮官からは打順の通達時に「シーズン中に、コロコロ変わるかもしれない」と変更も示唆された。椎間板ヘルニアで2軍調整中の川端が戻れば、1番起用もありそうだ。

 母校・履正社がセンバツ決勝に進出。初優勝を目指す決勝戦と、開幕日が重なった。「優勝してほしい」と切に願い、面識あるプロ注目のスラッガー安田を「僕よりも一回りも、二回りもでかい。僕よりも野球選手の体をしていた」と笑った。

 開幕戦の相手は、WBCをともに戦った筒香率いるDeNA。準備は整った。山田にとって、前人未到の3年連続トリプルスリーを目指すシーズンが始まる。 (川手 達矢)

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