栗山監督、痛恨の逆転サヨナラ負けも「まだ1回負けられる」

[ 2014年10月15日 22:28 ]

<ソ・日>ベンチで戦況を見つめる栗山監督

パ・リーグCSファイナルS第1戦 日本ハム2―3ソフトバンク

(10月15日 ヤフオクD)
 日本ハムの“下克上ムード”が急失速した。1点リードで迎えた9回。ここまで好投を続けていた先発・浦野が先頭の李大浩を四球で出し、続く松田に中前打を打たれて無死一、三塁のピンチをつくって降板。2番手・増井は1死を奪ったが、最後は吉村に逆転の2点適時打を浴びた。

 「浦野はよく頑張った。(9回の続投は)浦野が抑える確率が高いと思った」。栗山監督は8回まで7安打1失点の浦野を、9回もマウンドに送った理由をこう説明した。

 だが、結果は裏目となった。7回に中田の2戦連発となる左越え同点ソロをきっかけに一気に逆転し、勝利まであと1イニングだったが、逃げ切れなかった。これで対戦成績は相手のアドバンテージ1勝を含めて0勝2敗。この日、勝ち星を奪えなかったことは大きな痛手だが、指揮官は「まだ1回負けられる。もっと元気を出してやるしかない」と、ここからの逆襲を誓っていた。

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