広島 緒方新監督正式決定「断る理由ない」来季V見据え熱弁3時間

[ 2014年10月15日 05:30 ]

来季監督就任を内諾し、球団との話し合いを終えた緒方コーチ

 広島は14日、来季新監督として緒方孝市野手総合コーチ(45)に就任を正式要請し、快諾を得た。鈴木球団本部長との面談では、来季24年ぶりのリーグ制覇を目指す上で、コーチ陣の組閣から補強面までチーム強化へ向けて意見交換。コーヒー1杯で約3時間熱弁を振るい、「ノドがカラカラ」と笑顔で語った。15日に正式発表され、就任会見に臨む。

 マツダスタジアムで午前10時に始まった鈴木球団本部長との面談。約3時間後、報道陣に対応した緒方コーチは「来季から監督をやってほしいと言われた」と明かし、晴れ晴れとした表情で胸中の思いを吐露した。

 「正直、断る理由は何もない。気持ちは固まっている。チームの力になりたいという思いで5年間(コーチを)頑張ってきた。あす(松田)オーナーにちゃんとした言葉で伝えようと思う」

 事実上の快諾だった。面談では、今秋のドラフトを含めた選手の補強からスタッフ編成まで、多岐にわたって要望を伝えたという。すべては「来季、優勝するため」。強いチームづくりへ、23年間の現役生活や5年間のコーチ時代に培った野球観や持論を披露した。

 真っ先に議論したのはスタッフ編成だ。「1軍でしっかり戦うに当たっての話なので結構、時間は長かった」。詳細には触れなかったものの、球団との間で共有したのは「コーチも育てる」(同球団本部長)。その方針に添い、自身の意見や要望を伝えた模様だ。

 野村監督の後任に緒方コーチを選んだ理由について、鈴木球団本部長は「野村監督を一番近くで見て来たし、新旧監督は野球観が一緒。ウチも変わるようだと困る」と説明。「今の形を引き継いでもらいながら、新監督の特色を出して行くのでは。熱意は感じた」と期待感を表明した。

 一方で、注目の組閣については「11月になってもいい。秋季キャンプは大まかな振り分けで動いてもらう」とじっくり取り組む意向を示した。この日は他のコーチ面談を実施。フェニックスリーグ参加中の2軍スタッフとは今月末に同様の場を持つ予定で、入れ替えを含めて検討する方針だ。

 監督就任要請の場で、いきなり熱弁3時間。緒方コーチは「最初にコーヒーが出て、それを飲み干してからはノドがカラカラ」と笑った。15日に就任会見に臨み、その後はフェニックスリーグ視察を予定。20日からの秋季練習で本格的に始動する。

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