佐賀北“がばい旋風”再現ならず…粘り届かず無念の初戦敗退

[ 2014年8月13日 16:46 ]

<佐賀北・利府>9回2死満塁、島剣が三ゴロに倒れ試合終了

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 佐賀北2―4利府

(8月13日 甲子園)
 2年ぶり4度目の出場となった佐賀北。“がばい旋風”再現で全国制覇を果たした07年以来の夏勝利目指したが、あと一歩及ばなかった。

 百崎敏克監督が「さあ、これからというときに取られてしまった」と悔やんだのは6回の攻防。2点を追う表の攻撃では1死一、二塁からダブルスチールを成功させ、二、三塁と好機を広げると、田中の遊ゴロの間に1点。なおも2死三塁から代打・松尾の右中間二塁打で同点に追いついた。だが、その裏の守り。1死から失策で走者を出し2四球で満塁とピンチが広げ、勝ち越し打を許してしまった。

 それでも指揮官は「初回から伸び伸びプレーしてくれた」ときっぱり。追い詰められた9回、2安打と四球で2死満塁の好機をつくるなど最後まで粘りをみせたナインを「よくプレーしてくれた」と称えていた。

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2014年8月13日のニュース