三重・中村監督、延長サヨナラ勝ちに興奮「涙が出そうでした」

[ 2014年8月13日 19:43 ]

<三重・広陵>延長11回2死満塁、サヨナラ押し出し四球を選んだ宇都宮(左手前)は喜びすぎて一塁に向かうのを忘れ、ナインにうながされる

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 三重5―4広陵

(8月13日 甲子園)
 昨夏から3季連続出場の三重(三重)が、粘って粘ってサヨナラ勝ちをもぎ取った。

 2回に2点を先制され、4回に2点を取って追いつき、7回に再び2点を取られ、2―4で迎えた9回裏。1死走者なしから連打と四球で2死満塁とすると、2番・佐田が中前に2点適時打を放ち、土壇場で同点に追いついた。

 そして10回の2死三塁、11回の1死二、三塁というピンチをしのいで迎えた11回裏。2死満塁から宇都宮がサヨナラ勝ちを決める押し出し四球を選んだ。

 その瞬間、大きく飛び跳ねてガッツポーズを見せた宇都宮は「とても信じられない。まだフワフワしている」と興奮気味。実は10回のピンチも11回のピンチも遊撃手である宇都宮の失策から。「取り返そうと思って立った」という打席で日頃磨いた選球眼が生きた。「(一塁へ)走るのも忘れて、一塁コーチャーに言われてようやく走りました」と照れたように笑った。

 中村監督は「相手が名門の広陵さんで、こういう展開は予想していた。ずっとビハインドだったが、やっと勝つことができた」と振り返り、「涙が出そうでした」と教え子たちの粘りと奮闘に瞳を潤ませた。

 そして、「予選よりも実力がアップした気がする。甲子園に来ると違うのかな」と9回4失点の先発・今井、2回を無失点の2番手・森と2人の投手の成長を喜んだ指揮官。「一番感じたのは、最後まで諦めないということ」と最後まで興奮気味だった。

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