岩国、10年ぶり初戦突破ならず…鮮やか先制も逆転許す

[ 2014年8月13日 10:41 ]

<健大高崎・岩国>5回、勝ち越しを許しマウンドに集まる岩国ナイン

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 岩国3―5健大高崎

(8月13日 甲子園)
 春夏連続出場、夏は7年ぶり5回目の出場の岩国(山口)は高崎健康福祉大高崎(群馬)が3―5で逆転負け。2004年以来10年ぶりの初戦突破は果たせなかった。

 初回、先頭の川本が三塁打、続く男谷の中前適時打と2人で1点を先制。続く2回にも1死二塁から河村の左前適時打、さらに2死二塁から川本の二塁打で2点を加えた。

 だが、大黒柱の柳川が健大高崎の“揺さぶり”に乱れた。3回に2点を失うと、4回には先頭の山上に四球を与え、暴投で三進を許してしまう。続く柴引の遊ゴロで生還を許し、ノーヒットで同点とされた。

 続く5回には2死走者ナシから単打で出た走者に盗塁を許し、適時打を浴びるパターンで2失点。河口監督は「いい形で先制できたが、(健大高崎の)足を意識し過ぎてしまい、自分のピッチングを見失いかけていた」と分析。「センバツ以降、選手たちは本当に頑張ってきた。勝たせることができなかったのは監督の責任」と唇を噛んだ。

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2014年8月13日のニュース