青木 代走で好走塁、決勝ホーム チームは8連勝で首位浮上

[ 2014年8月13日 05:30 ]

<ロイヤルズ・アスレチックス>7回、勝ち越しの生還を果たした青木(中央)はナインに迎えられる(AP)

ア・リーグ ロイヤルズ3―2アスレチックス

(8月11日 カンザスシティー)
 ロイヤルズが接戦を制して8連勝を飾り、ア・リーグ中地区3連覇中のタイガースを抜いて6月19日以来、53日ぶりの首位に躍り出た。

 「最高の勝ち方。今は1点差でも勝てそうな気になる。隙のない野球で、いい流れで試合ができている」

 勝ち越しのホームを踏んだのは、休養で先発を外れた青木だった。2―2の7回1死一塁から代走で登場。二ゴロで二進すると、エスコバルの中前打で俊足を飛ばし、本塁に滑り込んだ。「(中堅の)クリスプは守備範囲は広いが肩はそれほど強くないし、浅い位置取りはしない。2死二塁になって何でも還ろうと思っていた」と好スタートが光った。ネド・ヨースト監督も「ノリ(青木)が二塁に進んだとき、何かが起きるかもしれないと感じた」と笑顔で振り返った。

 8連勝中、3点差以内の試合が5試合と競り合いの強さが目立つ。29年ぶりの地区優勝へ向けて、青木は「まだ残り試合(45試合)を考えたら安全圏はない」と気を引き締め直していた。

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