Rソックス ケリー、球団55年ぶり珍記録に“得意げ”

[ 2014年8月13日 17:24 ]

レッドソックスのジョー・ケリー投手 (AP)

インターリーグ レッドソックス3―2レッズ

(8月12日 シンシナティ)
 12日にシンシナティで行われたレッドソックスとレッズの一戦でレッドソックス先発のジョー・ケリー投手(26)が球団55年ぶりの珍記録を達成した。

 DH制を採用しているア・リーグに所属しているため、普段は打席に立つことがないケリーは3回にライト前ヒットを放つと、送りバントで2塁へ進塁。すると、二塁走者のケリーに無警戒だったレッズの投手レートスのスキを突いて三盗を敢行。捕手のメゾラコは送球すらできず、楽々と三塁を陥れた。

 「最高のスタートだっただろ。自分はア・リーグの選手なのでそうそうチャンスはないと思っていた。チームメートにはいつも走ってやると言っていたけれどね」とケリーは珍しい投手の三盗を得意げに語った。

 前回メジャーで投手が三盗を記録したのは08年7月23日に当時カブスに所属していたテッド・リリー。レッドソックスの選手に限って言えば、盗塁自体が69年9月8日のビル・ランディス以来で45年ぶりで、三盗はさらに遡り59年7月30日にトム・ブルワーが記録して以来、今回が55年ぶりとなる。

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2014年8月13日のニュース