エルド不振深刻…野村監督バッサリ「足を引っ張った」

＜広・ヤ＞６回１死満塁、エルドレッドは捕ゴロでタッチアウト

セ・リーグ 広島５－６ヤクルト

（8月12日 マツダ）
　広島が痛い逆転負けで、カード初戦の白星なしが１０カード連続に伸びた。守りでキラ、攻撃でエルドレッドの両助っ人が足を引っ張った。

　２回の守りでは無死一塁で森岡の一ゴロをキラが後逸し一、三塁とピンチが拡大。次の中村の一ゴロでは二塁に悪送球。キラの連続失策からこの回４失点で３点リードが吹っ飛んだ。

　エルドレッドも５打数無安打２三振。４度の打席で走者がおり、大ブレーキになった。本塁打と打点でトップを走る主砲は、ここ５試合で１安打と不振を極めている。

　野村監督もエル砲について「足を引っ張った」とバッサリ。今後については「前にボールが飛ばない。決断するときが来るんじゃないか。あす（１３日）ではないけど」と、出場登録抹消の可能性にも言及した。指揮官の我慢の限界は近い。