監督の言葉胸に…日本文理・飯塚 9回3者三振で見せた進化

[ 2014年8月13日 05:30 ]

<日本文理・大分>9回、汗を飛ばしながら力投する日本文理・飯塚

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 日本文理5―2大分

(8月12日 甲子園)
 成長が問われる9回のマウンド。日本文理・飯塚は沈着冷静だった。リードは3点。2死後に安打を許したが、最後は129キロのフォークを決めた。最終回のアウト全てを三振で奪い「1勝を目標にしてきた。めちゃめちゃうれしい」と喜んだ。

 最速150キロを誇る大分・佐野とのプロ注目右腕対決。5回までに6四球を与えるなど2失点。だが、6回からはスライダーを多投し、組み立てを変えた。後半4イニングを3安打無失点。「前半は直球を多く投げて意識させ、後半は変化球を増やした」と振り返った。

 今センバツ1回戦の豊川(愛知)戦。1点リードの9回に投げ急ぎ、同点とされた。チームは延長13回の末にサヨナラ負け。大井道夫監督から「メジャーでも9回の1イニング抑える投手に何億円もかけている。あの1イニングを抑えられるのがいい投手なんだよ」と言われ、最終回の投球を課題とした。ブルペンでも常に「9回のマウンド」を想定して投げ込み、再び甲子園に戻ってきた。

 夏は準優勝した09年以来5年ぶりの1勝。2回戦では東邦(愛知)との対戦が決まった。「尊敬している先輩を超えたい」と飯塚。春と同じ愛知県勢相手に、最後まで気は抜かない。

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