元巨人・中井氏通夜に300人参列 吉村氏「プロの凄さを教わった」

[ 2014年8月13日 06:40 ]

 9日に食道がんのため死去した巨人の元外野手、中井康之氏(享年60)の通夜が12日、東京都品川区西五反田の桐ケ谷斎場で営まれた。

 巨人の後輩である吉村禎章氏(スポニチ本紙評論家)や、定岡正二氏(解説者)ら約300人が参列。祭壇に巨人・長嶋茂雄終身名誉監督、ソフトバンク・王貞治球団会長らの供花が並ぶ中、故人を悼んだ。

 後輩にとっては良き兄貴分で、吉村氏は「照明が目に入りやすいナゴヤ球場の外野守備で、全く球が見えない時に体全体で捕球していた。プロの凄さを教わった」。定岡氏も「先輩なのに控えめなところもあって、経営する飲食店に去年(阿部)慎之助が来た時“サダ、写真を撮りたい”と私に頼んできた。一緒に撮った時の笑顔が忘れられない」としのんだ。告別式は13日に同所で営まれる。

 ◇主な参列者 吉村禎章、篠塚和典、定岡正二、河埜和正、香坂英典、末次利光、新浦壽夫(ひさお)、井崎脩五郎、ダンカン =敬称略、順不同

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2014年8月13日のニュース