阪神 天敵マエケンに4敗目「プロとして恥ずかしい」

[ 2013年8月14日 06:00 ]

<神・広>7回、福留(8)ら代打攻勢をしかけるも不発に終わった和田監督(中央)

セ・リーグ 阪神1-2広島

(8月13日 京セラD)
 何度この光景を見たことか。広島・前田健にやられっぱなし…。0―2の9回に阪神・坂の右越えソロで完封を免れるのがやっとだ。相手が日本を代表するエース格とはいえ、今季6度目の対戦で4敗(1勝)ではあまりにも寂しすぎる。和田監督が語気を強めて、言った。

 「4回も5回も同じ相手にやられて、プロとして恥ずかしいと思わないといけない」

 チャンスはあった。1回2死三塁、3回2死満塁、7回1死三塁。しかし、前2打席ではいずれも4番マートンが凡退し、7回は福留と桧山の連続代打攻勢も通じなかった。惜しくもあと1本が出ない…に見えるが、実情はピンチを背負ってからギアを上げてくる前田健にここぞの場面では打たせてもらえないのだ。

 「打撃コーチから指示が出ているんだけど、徹底できていない。きょうなんか、第1ストライクしか(打てる球が)ないんだけど。それ以降は甘いボールはほとんど来ないのに、そこ(第1ストライク)に手が出ない。打ちに行っても仕留められない」

 安打する可能性はストライクカウントが増えるほど厳しくなる。前田健ほどの一流投手なら追い込まれてからでは分が悪い。ならばファーストストライクを狙う―というチームがとった攻略法は間違っていないはずだが、徹底しきれていなかったと和田監督は嘆いた。

 担当の水谷打撃コーチも「最初からドンドン振っていこうと言っていたけどね。6回の円陣の指示も、そう。なかなか、うまくいかんね」と天を仰いだ。

 今日もまた打てなかった…では済まされない相手だ。広島がこの日、3位に浮上し、CSで再び対戦する可能性が高い。今季は45イニングでわずか2得点。しかもその2点も鳥谷と坂のソロ2発で、タイムリーは1本もない。防御率0・40は絶望的な数字で、得点圏での打率は・000。このままではCSを突破できない。

 初球からの積極策をより強く徹底させるのか、もしくは別の対策を練り直すのか。恥ずかしいと思うのなら、マエケンを攻略するしかないが、残された時間はもう、あまり多くはない。

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