大阪桐蔭「非常に苦しい戦い」 7番・福森が救ったサヨナラ打

[ 2013年8月14日 18:49 ]

<日川・大阪桐蔭>9回表日川2死二塁、山本(手前)のゴロを二塁手が失策し声を上げる先発の葛川。奥は同点の生還を果たす二走佐野拓

第95回全国高校野球選手権大会2回戦 大阪桐蔭4―3日川

(8月14日 甲子園)
 今大会初の延長戦。“公立の星”日川に苦しめられながらも、延長10回サヨナラ勝ちした大阪桐蔭の西谷監督は、大粒の汗を額に浮かべながら「非常に苦しい戦いでした。ただ、諦めることなく、皆で粘り強くやれた結果だと思います」と3回戦進出に安どの息をついた。

 2回にスクイズで先制され、なかなか追いつけない苦しい展開。6回には3連続四死球で無死満塁とし、相手の2点タイムリーエラーで逆転したが、3―2で迎えた9回表の守りでまさかのシーンが待っていた。2死二塁で、最後の打者になるはずの日川8番・山本のゴロを二塁手の香月が“お手玉”して同点。その裏は1、2、3番が3者凡退に仕留められ延長戦に突入した。

 10回表をゼロに抑え、迎えた10回裏。1死一、三塁とし、7番・福森が打席で足を滑らせながら放った執念の打球は右前へ。殊勲のサヨナラ打となった福森は「エラーが出て、皆でカバーしよう、と。うちは後攻だったので、思い切ってプレーできました。初球からどんどん振っていこう、まっすぐをコンパクトに叩こう、と思って打席に入った。当たりは良くなかったが、何とか押し込めた。(打球が落ちた瞬間は)うれしかったです」と会心の笑みを見せた。

 夏連覇を目指す大阪桐蔭だが、1回戦の日本文理戦で2本塁打の3番・森友哉が4打数1安打2三振、同じく1本塁打の4番・近田が4打数無安打2三振と抑えられた。3回戦の相手は明徳義塾に決定。福森は「いい投手がいるので、思い切ってプレーするだけです」と話したが、主軸打者の奮起にも期待がかかる。

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