大トリ出陣 常葉学園菊川、逃げ切って3回戦進出

[ 2013年8月14日 15:15 ]

有田工戦に先発した常葉学園菊川・堀田

 第95回全国高校野球選手権大会第7日は14日、甲子園球場で2回戦を行い、第3試合では49代表中最後に登場した常葉学園菊川(静岡)が5―3で有田工(佐賀)を下し、3回戦進出を果たした。初出場の有田工は甲子園2勝目を挙げることはできなかった。

 常葉学園菊川は2回1死一、二塁から7番・金子が一、二塁間を破る適時打を放って先制。死球で1死満塁とし、前川の右中間への二塁打でさらに2点を加えた。2点差とされた4回には桑原の右中間に飛び込む2点本塁打で加点。先発の堀田は打たせて取る投球で6安打3失点に抑えて完投した。

 有田工の古川は5回以降は立ち直って相手に連打を許さなかったが、味方の援護に恵まれなかった。打線は0―3の3回、内野安打に2つの犠打を絡めて2死三塁とし、百武の適時打で2点差。2点を奪われた直後の4回裏には古川の適時打とスクイズで再び2点差としたが、5~8回は無安打に抑えられた。

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