常葉学園菊川5年ぶり夏勝利「いつ反撃がくるかヒヤヒヤしていた」

[ 2013年8月14日 17:16 ]

有田工を破り喜ぶ常葉学園菊川ナイン

第95回全国高校野球選手権大会2回戦 常葉学園菊川5―3有田工

(8月14日 甲子園)
 代表49校中で最後に登場した常葉学園菊川。5日の組み合わせ抽選会では唯一相手が決まらず、8日に有田工に決定。大阪入りしてようやく11日目に初陣を迎えた。

 コンディションについて「心配したけど、選手が自己管理してくれた」と森下監督。打線が前半で5点を挙げると、エース堀田は5回以降は1安打に抑えて3失点完投し、守っては無失策。有田工は初戦を逆転で突破しているだけに「後半、粘りのあるチーム。いつ反撃がくるかヒヤヒヤしていた」という指揮官だったが、逃げ切って初戦を突破し「リズムがよかった。前に前に気持ちを持って戦えた」と振り返った。

 堀田について「丁寧に粘り強く投げてくれた」と評価した森下監督。失点後も「すべてバッテリーに任せて、私は見ているだけだった」といい、松木捕手の「何とかいけるんじゃないでしょうか」の言葉を信じて9回まで任せた。

 初戦を終えて「ひとつやれてだいぶ落ち着きが出た」と森下監督。5年ぶりの夏勝利を挙げ、目指すは2007年センバツに続く日本一だ。

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2013年8月14日のニュース