東京実 4強!品庄・庄司の後輩“名人芸”スクイズ

[ 2013年7月23日 06:00 ]

<都江戸川・東京実>9回1死二、三塁からスクイズを決める東京実・木内

東東京大会準々決勝 東京実6―2都江戸川

(7月22日)
 第95回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間、甲子園)の地方大会は22日、31大会で125試合が行われた。東東京大会では東京実がスクイズで決勝点を奪い、都江戸川を6―2で破り6年ぶりの4強進出を決めた。

 奇策ではなく、想定内のサインだった。2―2の9回1死二、三塁。2ボール2ストライクからの5球目、左投手の外角低めスライダーが来る。左打席の木内は、左膝を地面に着けながらバットに当てた。三塁前に3バントスクイズ(記録は内野安打)が決まり、思わず笑みをこぼした。

 「スクイズのサインが頭にあったので、びっくりしなかった。膝をできるだけ落として当てることだけを考えた。失敗する感じはなかった」

 7回まで無得点に封じられ、8回2死から3連打で追いついた。そして9回、1メートル65の1番打者の技ありのスクイズで勝ち越し、その後も3点を加えた。山下秀徳監督は「落ち着いていたし、あの子は分かっていた。こういうこともあるかと思って、練習試合では(3バントスクイズ)はやっていた」と、してやったりの表情で振り返った。

 「バントが好き」という木内は、高校入学後からバント練習を欠かしたことがない。フリー打撃中でも、スイングする前にバントを数本、一、三塁側ギリギリに決まるまで転がす。その後も投手やマシン相手にコツコツ。数え切れないほど繰り返してきた。「自分の武器なので」と、羽田中3年時の地区大会でも優勝に貢献するスクイズを決めるなど「勝負どころ」でのバント成功には自信を持っていた。

 粘り強い野球で、チームは07年以来6年ぶりの4強進出を決め、準決勝では修徳と激突する。創部76年目で初の甲子園へ、木内は「全国優勝を目標に掲げているので、ベスト4では満足していない。チーム一丸となって悔いのないように戦いたい」と前を向いた。

 ▼品川庄司・庄司智春(37、東京実OB)東京実業野球部の皆さん!ベスト4おめでとう!今年のチームは特にチームワークが良く、攻守ともに安定して確実に勝利してますね。次も不撓(ふとう)不屈の精神で頑張ってください!これはもしかすると、もしかするぞ!

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