巨人貧打にため息…大田は3三振 主力不在も若手イマイチ

[ 2013年2月24日 06:00 ]

<巨・広>2回1死一、二塁、空振り三振に倒れベンチへ戻る大田(右)の横で仁王立ちの巨人・原監督

オープン戦 巨人0-3広島

(2月23日 沖縄セルラー)
 大きなため息が沖縄セルラーを包み込んだ。昨季日本一の巨人がオープン戦初戦でまたも貧打に泣き、開幕で対戦する広島に零敗を喫した。

 「われわれが思っているオープン戦の位置付けは、公式戦の1試合とは違うもの」。そう振り返った原監督だが、対外試合は2試合連続の零敗。阪神、ヤクルトとの練習試合、そして広島とセ・リーグ相手に3連敗を喫した。広島の5安打を上回る9安打を放ちながら、つながりを欠いた。

 打線はWBCで阿部、坂本、長野の主力野手3人が不在。だからこそ、原監督は沖縄2次キャンプを「若手のチャンス」と位置付けた。だが目立ったのは、ともに2安打の高橋由と新外国人ロペス。9番・遊撃で先発したドラフト2位・大累(道都大)が9回に右前へオープン戦初安打を放ったが、原監督が若手で最も期待する大田は1番・左翼で先発するも3打席連続で空振り三振だ。

 「あしたはしっかりリベンジしたい。結果を出すしかないですから」と大田。WBC組不在というチャンスの「期限」は決まっている。

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2013年2月24日のニュース