栗山主将「もうおかわりはいりません」?新スタイル10点大勝

[ 2013年2月24日 06:00 ]

<ソ・西1>4回1死一塁、左前打を放つ西武の坂田

オープン戦 西武10-2ソフトバンク

(2月23日 宮崎アイビー)
 西武打線が変わった。昨季まで不動の3番だった中島がメジャーへ移籍。2年連続本塁打王の4番・中村は左膝を手術し、復帰は早くても5月とみられる。しかし、変わったのは顔ぶれだけではなかった。つなぎの野球で、オープン戦初戦に10得点で快勝。今季から3番に入る栗山主将は試合後、冗談交じりに「もうおかわり(中村)はいりません」と笑った。

 変貌ぶりは3つのポイントに表れていた。

 (1)14安打中単打が13本 3安打した2番・秋山は言う。「中村さんがいない分つながなきゃいけない場面も多くなる」。長打は浅村が5回に放った中越え二塁打のみ。これまでは中村の一発に頼るケースも多かったが、今季は得点力の低下も予想される。各打者とも大振りせず、10安打がセンターから反対方向への打球だった。

 (2)粘って6四球 初回、ソフトバンクの先発・新垣から2者連続三振で簡単に2死となったが、そこからボールを見極めて3安打と2四球で2点を先制。初回だけで打者8人で41球を投げさせた。2四球を選んだ栗山は「打てるに越したことはないが、うまいこと(見極めが)できた」と振り返った。

 (3)積極走塁 7―1の4回1死一塁で、坂田の左前打で一塁走者の上本が果敢に三塁へ。直後の初球が暴投となり追加点を奪った。「コーチからアウトになってもいいから前に行けと指示があった。そういうことをしないと勝てない」と上本。キャンプではベースランニングで本塁突入の練習が増えるなど、走塁にも重点を置いた。

 渡辺監督も「いい点の取り方ができた。大きいのは出ないけど全員が集中してやってくれた」と納得顔。一発頼みの野球からスモールボールへ。これが5年ぶりV奪回を目指す今年のスタイルだ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2013年2月24日のニュース