伏兵侍だ!相川が逆転3ラン 2年連続わずか1本塁打男が…

[ 2013年2月24日 06:00 ]

<日本・オーストラリア>8回1死一、二塁、逆転3ランを放った相川(2)を迎える山本監督(右)ら侍ナイン

侍ジャパン壮行試合 日本3―2オーストラリア

(2月23日 京セラドーム)
 伏兵侍がいた!3月2日開幕の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは23日、オーストラリア代表と壮行試合を行い、途中出場の相川亮二捕手(36)が8回に起死回生の逆転3ラン。7回まで1安打と貧打にあえいでいたチームを救った。

 伏兵の一振りが侍ジャパンを救った。0―2のまま敗色濃厚だった8回だ。1死から中田、井端の連打で一、二塁。絶好のチャンスを一撃でものにしたのは相川だった。3ボール1ストライクから「つなごうと思っていたが、いいカウントだったのでこの1球だけ思い切りいく」とド真ん中の直球をフルスイング。逆転3ランが左翼席前列へ吸い込まれた。

 「3連覇のために何とか力になろうと思って来ている。チームに勢いをつけられたのが、何よりうれしく思っています」。2年連続1本塁打の男の声は、感激に震えていた。

 8回の守備から阿部に代わり途中出場でマスクをかぶった。まさか、の決勝打に本人もチームも興奮を隠せず。選手全員がベンチ前に飛び出し、ヒーローを迎え入れた。侍ジャパン初陣だった17日の広島戦(サンマリン宮崎)からここまで16イニング連続無得点。重圧からくる力みで、侍たちの名刀はなまくらと化していた。だが、2試合連続零敗という悲劇のシナリオを控え捕手が塗り替えた。

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