城島“記録”途切れた久保に勇気の3ラン

[ 2010年4月28日 22:26 ]

ヤクルトに快勝し、タッチを交わす完投で3勝目を挙げた久保と城島のバッテリー

 【阪神9-3ヤクルト】初球から振っていく。阪神の城島の持ち味が凝縮された一発だった。3―0の七回。高めの球を思い切りたたくと、打球は左中間席へ。六回2死までパーフェクト投球を続けていた久保が四球と安打を許した直後。右腕を大いに勇気づけた。

 試合前まで打率2割2分6厘と低迷。前日に真弓監督が打撃投手を買って出るなど、浮上のきっかけを探っていた。出迎えた指揮官に抱きついて喜んだ城島は「奥さんしか抱きつかないんだけど、監督からいろいろ教えてもらったから」と冗談にくるんで言った。
 制球、テンポともに良く、少ない球数で次々とアウトを奪った久保は「(記録は)意識しない。ここで運を使ったらもったいないし、そんな運も持っていない」。それよりも1人で投げ切ったことに「そこが一番大きい。連戦の最初で中継ぎ陣を休ませたかったので」と満足感を漂わせた。
 前回、9回2失点ながら敗戦投手となった久保。変化球がいいと見るや、カットボール、スライダーを主体とするなど、好リードでも勝利に貢献した城島は「先発はなるべく引っ張ってほしいし、大きい」。チーム初の完投勝利を挙げた右腕を立てた。

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