上原 マイナー戦に登板「脚への怖さが最後の壁」

[ 2010年4月28日 10:35 ]

 左太もも裏を痛めて故障者リスト(DL)入りしているオリオールズの上原が傘下のマイナー2A戦に登板した。先発で1回1安打無失点1三振。15球を投げ、復帰へ順調なステップを踏んだ。

 速球、カットボール、スライダーをコーナーに決め、追い込んだ。1、2番打者を遊ゴロ、二飛に仕留めると、次打者の飛球は中堅手のまずい守備で安打となったが、最後は右打者をフォークボールで空振り三振。マイナーが相手とはいえ、「直球でフライに打ち取れたのはいいバロメーター」と好感触を得た。
 フロリダ州サラソタのキャンプ施設でも2試合に投げており、「ここ1週間で3試合に投げて順調には来ている。あとは脚への怖さが最後の壁」と上原。29日にも2A戦で1回を投げ、首脳陣と昇格について話し合う予定で、ゴーサインが出れば昇格となる。(共同)

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2010年4月28日のニュース