全員が持ち味発揮…西武、20勝に一番乗り

[ 2010年4月28日 21:29 ]

 【西武3-1ロッテ】0―1の五回、伏兵の思わぬ一発が反撃の合図だった。2死無走者。西武の4年目の大崎は「その前のボールが内角だったので、もう1球来ると思っていた」という。その狙い通りに唐川の2球目、内寄りへの直球を右越えのプロ初本塁打として、追い付いた。

 今季は開幕からほとんどのカードで勝ち越しながら、ロッテにだけは2度も負け越していた。ただ、渡辺監督は「先に点を取られる展開が多いが、粘り強くなっている」と最近の打線の成長も感じ取っていた。
 その粘り強さが現実となったのが七回。2死二塁から大崎が左安打して一、三塁とつなぎ、好機を広げた。続く片岡の打球が高く弾み、遊撃への内野安打となって1点を勝ち越すと、栗山の中安打でさらに1点。七回で勝ち越せば藤田―シコースキーの必勝リレーに持ち込めるだけに、理想的な2点となった。
 先発の石井一も試合をつくり、各自が持ち味を発揮して今季初の単独首位に浮上。指揮官は「意識してないが、貯金が増えているのはいい」とにんまり。一昨年、日本一に輝いたチームが今季2度目の4連勝で、20勝に一番乗りした。

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