イチロー氏が驚がくした日本人のスライダーの名手は? 「メジャーでも見なかったぐらい凄かった…」

[ 2022年11月9日 19:15 ]

イチロー氏(AP)
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 コナミデジタルエンタテインメントは9日、モバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」において、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)との第2弾コラボがスタートしたことを発表した。

 今回のテーマは「イチローさんがもし投手だったら?」。ゲーム内で登場するイベキャラ「【投手】イチロー」が生まれる基となったイチロー氏へのインタビューが、YouTubeの動画「【超豪華】もしイチローが投手だったら!?全ポジションイチローの豪華チームも登場!」(https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=KBAJDOWxkfE&feature=youtu.be)で公開された。

 高校時代、愛工大名電のエースとして活躍していたイチロー氏。現在は自身が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」で投手を務めている。持ち球についての話題で「この変化球といえば誰?」という質問に対し、イチロー氏は「スライダーならロッテの武藤(潤一郎)さんですね」と即答した。

 武藤氏は1992年ドラフト1位でロッテに入団したNPB通算17勝右腕。イチロー氏はそのボールを「メジャーでも見なかったぐらい凄かった…」と評した。そして「途中まで真っすぐにしか見えないんですよ。で、スコーン!と落とされるんで。完全に縦のスライダー。縦スラ。あれは本物のスライダーでした」と絶賛した。

 さらにもう一人、スライダーの名手として挙げたのが“平成の怪物”「松坂大輔」。「大輔の(スライダー)は曲がりがとにかく遅いんですよね。バッターの手前(に来る)まで曲がってこない。真っすぐに見える。寸前まで。相当バッター側で落ちてくる」とその軌道を説明。「大輔の場合は外からストライクゾーンにズドーンと入ってくる。最初、パニクりました」と振り返った。

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