広島新監督の新井貴浩氏 けん制死の広島・龍馬を責めず「失敗を恐れるのではなく、どんどん攻めて」

[ 2022年11月9日 20:08 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月9日    札幌D )

広島の新井貴浩新監督
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 広島の新監督に就任した新井貴浩氏が9日、侍ジャパン強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」のオーストラリア代表との試合を中継したTBS系列の番組に解説で出演。初回、広島から参加している西川に対して、技術の高さを称賛した。

 「2番・左翼」でスタメン出場している初回、西川は1死無走者から、WBCに2大会出場した右腕ソーポルドのツーシーム気味の外角直球を逆らわず、左翼方向へはじき返し、チーム初安打を放った。これに対して新井氏は「らしいですね。外に逃げていく形のツーシーム。近本選手は同じ球で打ち取られています。本人の中でもイメージはあったと思うが、初見でイメージ通りに逆方向に打ち返すのは、彼の技術」と称賛した。

 だが、一塁走者として出塁した西川は、投手にけん制で刺されてアウト。佐々木主浩氏から「新井監督は怖い顔をしてますね」と振られたが、新井氏は「いえいえ、そんなことはないんですが、投手のクイックが速かったですね。ただ、消極的になっては、なかなか難しい」と言及。さらに「スタートを切ろうとして少し逆を突かれた形ですが、失敗を恐れるのではなく、どんどん攻めていっていいと思う」と、国際大会やペナントレースでの気持ちの持ちようを語っていた。

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