静岡県高野連、来春センバツ21世紀枠候補に知徳を推薦　「人柄野球」で県4強進出

「感謝、思いやり、素直さ」を示すスリーピースで、21世紀枠県推薦を喜ぶナイン
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　静岡県高野連は9日、来春第95回記念選抜高校野球大会（来年3月18日開幕　甲子園）の21世紀枠候補に知徳（駿東郡長泉町）を推薦すると発表した。

　「感謝、思いやり、素直さ」をスリーピースで表現した「人柄野球」をモットーに、今秋県大会で17年ぶり4強に進出。アメリカンフットボール部やサッカー部、陸上部らとグラウンド共有しながら、限られたスペースを工夫した練習でレベルアップを図り好成績につなげた。奉仕活動にも積極参加するなど、地域から愛されていることも評価され、初選出につながった。

　最終的に初の東海大会出場を逃し4位止まりも、1メートル96の大型右腕・小船翼（1年）を軸に今後への可能性を残した。今月下旬の東海地区理事会で他3県の推薦校とともに審議され、来月上旬にも東海地区代表を含めた全国9地区の推薦校が発表される見込み。