阪神・大山に岡田監督“珍指令” ボールの上をつぶして、上に上げる 新打法習得に手応え「打球の質違う」

[ 2022年11月9日 05:15 ]

岡田監督の指導のもと打撃練習を行う大山(撮影・大森 寛明)
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 珍指令!?阪神の大山は打撃練習中に岡田監督から高度な打撃技術の習得を求められた。ボールを上からたたき、ボールにスピンをかけて打球角度を上げる練習法を伝授され、早速敢行した。

 「(ボールの)上をつぶす、つぶしながら上に上げるという。(文字では)読者に伝わらないないんじゃないですか。実際にやっている僕も(言葉で伝えるのも)難しいですし…。でも打球の感じ、質は違った」

 オリックス監督時代にはT―岡田にも同じ助言を送り同練習を取り入れた。本来ボールを上からたたくと、低い弾道になりやすい。それでもフリー打撃では柵越えを連発する様子を見て、岡田監督は「ええ感じで打つんやんか」と目を細めた。今キャンプではミートポイントを投手寄りにして打つ意識をアドバイス。期待の4番候補にまた新たな“スパイス”が加わった。

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2022年11月9日のニュース