楽天の「和製ランディ・ジョンソン」弓削は150万円減の年俸1000万円で更改

[ 2022年11月9日 18:13 ]

契約更改を終えて取材に応じる楽天・弓削(代表撮影)
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 楽天の弓削隼人投手(28)が9日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、150万円ダウンの年俸1000万円でサインした。

 4年目の今季は13試合(先発1試合)で0勝1敗、1セーブ、防御率3・29。開幕直後には中継ぎで12試合連続無失点と安定した投球を続けたが、先発した8月11日のオリックス戦は4回1/3を5失点と精彩を欠いた。

 その後は1軍での登板機会がないままシーズンを終えた。先発も中継ぎもこなせる万能さが魅力だが「中継ぎがメインのシーズンは初めて。先発では思うような結果が出せなかった。今季の手応えだと、中継ぎの方が向いているのかなと思った」と振り返った。

 参加中の秋季キャンプでは1日おきにブルペンで投球練習に取り組んでいる。短いイニングでの出力アップは不可欠で「最速が149キロなので、150キロを目指す」と宣言。チーム内に中継ぎ左腕の絶対数は少ない。「和製ランディ・ジョンソン」とも称される1メートル93の長身サウスポーが、手薄なスポットに名乗りを挙げる。(金額は推定)

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2022年11月9日のニュース