阪神育成ドラ1・野口 創成館高で同期の育成・川原と甲子園で再び共闘だ 早期の支配下登録狙う

[ 2022年11月9日 05:15 ]

色紙に思いを書き込んだ野口(撮影・中村 達也)
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 阪神から育成ドラフト1位で指名を受けた九産大・野口恭佑外野手(22)が8日、福岡県福岡市の同大で畑山統括スカウト、担当の前田スカウトから指名あいさつを受け、創成館(長崎)時代からのチームメートである育成・川原と共闘して、早期の支配下登録を目標に掲げた。

 「甲子園で(川原)陸がピッチャーで、自分が外野を守るのを見せられたら。早く2人で実現させたいという気持ちは強い」

 高3年時に川原とともに春夏連続で甲子園大会に出場。18年ドラフト5位で先にプロ入りした同級生の存在を常に意識してきた。前田スカウトにとっても初めて担当する選手。「走攻守三拍子がそろっている。育成ですし、アピールして結果も出さないと支配下にはなれない。毎日死に物狂いでやってもらいたい」と期待を込めた。

 ◇野口 恭佑(のぐち・きょうすけ)2000年(平12)7月17日生まれ、長崎県雲仙市出身の22歳。千々石第一小1年からソフトボールを始め、千々石中では軟式で捕手。創成館では1年秋から外野手でベンチ入りし、3年春夏の甲子園出場。九産大では1年春からベンチ入り。今春のリーグ戦では外野手でベストナイン。1メートル80、88キロ。右投げ右打ち。

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2022年11月9日のニュース