「千賀は大都市チームに行き、勝ちたがっている。強いチームに行きたがっている」代理人が言及

[ 2022年11月9日 07:31 ]

ソフトバンク・千賀
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 ソフトバンクから海外FAで大リーグ入りをもくろむ千賀滉大投手(29)の代理人となったワッサーマンのジョエル・ウルフ代理人が8日(日本時間9日)、ネバダ州ラスベガスで行われているGM会議中に日本メディアに対応。「今オフ、千賀には大きな興味が注がれると信じている。これから話し合いが始まり、今後数日でどのチームが真剣に興味を持っているかはっきりするはずだ」と見通しを語った。

 その場でウルフ代理人は「千賀は95~100マイルの速球を持つパワーピッチャー。最高級のスプリットも持っており、メジャーでも大谷(翔平)以外にその球を投げる投手はいないから、打者は対応できない。スライダー、カーブも持っている。先発ローテーションに入ってもすぐに効果的な投球ができるだろう。何事も恐れず、性格的にも外交的だ」と千賀の能力を絶賛。「先発ローテーションの上位で投げる投手」と高評価するとともに、「育成出身ながらスターになった粘り強い選手だ」とその経歴もメジャーリーグのチームからリスペクトされるだろうと述べた。千賀の希望球団に関しては、「千賀は大都市チームに行き、勝ちたがっている。彼は強いチームに行きたがっている。これまで一緒に仕事した中でも、どこに行きたいかについて最もオープンな選手の1人。松井秀喜が渡米してきたときのことを思い出させられる」と話している。今後、強豪チーム間で争奪戦が起こる可能性は高そうだ。

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2022年11月9日のニュース