大谷の契約延長「1年契約に締結したばかり」 WBCは「出場したいならチームは許可する」代理人が言及

[ 2022年11月9日 13:32 ]

GM会議の会場となったラスベガスのホテルのスイートルームで日米報道陣に対応したバレロ代理人(撮影・杉浦大介通信員)
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 エンゼルスの大谷翔平選手(28)の代理人、ネズ・バレロ氏がネバダ州ラスベガスで行われているGM会議中、自らのスイートルームで日米メディアに対応。その場で、大谷の契約延長交渉、WBCに出場するかどうかなどについて語った。

 まず前日、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが「今オフ、大谷をトレードしない」と述べたことについて、「エンゼルスがどうするかについて多くの噂話が飛び交っていたから、ペリーがああやって話したのは良かった。これで先に進める」と喜んだ。

 その一方で、来年いっぱいでFAの権利を得る大谷とエンゼルスとの契約延長交渉について問われると、「(来季の)1年契約に集中していて、締結したばかりだから、まだあまりそこまでは考えていない」と言葉少な。「(契約は)内密な話だから、詳しい話はしたくない。それが私のポリシーであり、翔平も同意している」と明言を避けた。

 来年3月に予定されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場に関しては、「すべて翔平が決めること。まだ決断していないが、このオフを使っていろいろ考えているところだろう。彼が決めれば、みんなに知らせてくれるはずだ。エンゼルスとペリーは了承していて、出場したいならチームは許可する」とあくまで大谷の意思次第であることを強調した。出場を選択した場合、身体にかかる負荷が懸念されるが、その点はバレロ代理人は大きな心配はしていない様子。「翔平は自分ができること、自分の身体のことを理解している。そして、とても聡明だ。WBCに出場すると決めれば、適応についても適切な判断をするだろうし、プレーの準備ができた状態で臨むだろう」と信頼を口にしていた。

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2022年11月9日のニュース