巨人・秋広「TSUNAMI」熱唱連続ティー 「歌に集中した分、キツさ半減」カラオケ90点台の美声披露

[ 2022年11月9日 18:17 ]

ティー打撃を行う巨人・秋広
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 アーリーワーク中の室内練習場に、打球音だけでなく美声が響いた。声の主は巨人・秋広優人内野手(20)。午前6時30分から、連日続く秋季宮崎キャンプの猛練習で連続ティー中にサザンオールスターズの「TSUNAMI」を熱唱した。

 「見つめ合~うと、すな~おに、おしゃ~べり、でき~な~い♪」

 2000スイングのノルマが課され、打球音と悲鳴が聞こえるアーリーワークに響いた歌声。大久保打撃チーフコーチの提案に、原監督が「十八番はなんだ?」と聞いたところから、カラオケ連続ティーが始まった。指揮官は「考えながらスイングしちゃダメ。打撃は無意識の中で」と狙いを明かした。

 20歳の秋広は図らずも背番号「55」の偉大なOB・松井秀喜氏が大ファンの同グループの名曲を選曲。カラオケでは平均90点台という歌を披露し「歌に集中していた分、キツさは半減した」と笑った。その腕前に、指揮官は「歌はグッド!スイングはノーグッド!」ニヤリ。200スイングが免除された。

 全体練習でのフリー打撃では、両翼100メートルのサンマリンスタジアムの右翼席中段にたたき込むなど、73スイング中10本の柵越え。猛練習の中でも「しんどい中でどれだけ振れたかというのがこれから先に生きてくる。きついですけど、今が勝負だと思ってやっている」と秋広。意外な才能も持ち合わせる若き長距離砲が、ゴジラ道を突き進む。

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