阪神・佐藤輝 糸井氏から背番号7継承の提案受けた「タイガースでも7番にしたらええのに」

[ 2022年11月9日 20:53 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表─豪州代表 ( 2022年11月9日    札幌D )

<侍・豪>始球式を務めた糸井氏にあいさつする佐藤輝(左)(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 阪神・佐藤輝が、今季限りで現役を引退した前阪神・糸井嘉男氏から背番号7の継承を提案された。

 この日、始球式登板のために札幌ドームを訪れた糸井氏は、普段の「8」ではなく、自らが日本ハム、オリックス、阪神で背負った「7」のユニホームに身を包んだ後輩の雄姿に「似合っていますよね、見ていても。かっこいい」と目を細め、「あいつ、来年から7番にしたら?タイガースでも7番にしたらええのに」と提案した。

 その佐藤輝は先輩の来場に気合が入りすぎたのか、痛恨の失策を犯した。初回1死一塁から3番・グレンディニングの右前打を処理すると、三塁を狙った一塁走者・ホワイトフィールドを刺すべく三塁へダイレクト送球。だが、それを三塁手・村上が後逸し、先制の生還を許した。記録上は佐藤輝の悪送球となった。

 2打席目まで三振に倒れたが、7回1死一、二塁では、右腕グロゴスキから中堅フェンスに直撃する適時二塁打を放つなど、バットで貢献した。

続きを表示

2022年11月9日のニュース