村上様ぁ～！　凄すぎる侍主砲の3戦4発　バットの先でもスタンドイン　10の5、4発、5打点

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 （ 2022年11月9日    札幌D ）

＜侍・豪＞5回、グロゴスキから2ランを放つ村上（撮影・光山　貴大）
Photo By スポニチ

　日本選手最多新記録となる56本塁打を放ち、史上最年少で3冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆内野手（22）が野球日本代表「侍ジャパン」強化試合・オーストラリア戦（札幌D）で3戦連発となる4号2ランを放った。

　「4番・三塁」で先発出場。2―1で迎えた5回だ。2死走者なしから相手は投手を2番手左腕・ケントから3番手右腕・グロゴスキにスイッチ。「3番・DH」に入っていたヤクルトの同僚、山田が右前打を放って出塁した2死一塁で入った第3打席だった。カウント1―1からの3球目、内角チェンジアップを捉えると、バットの先のほうにも関わらず、打球は右翼スタンドに着弾した。

　村上は「4番・DH」で出場した5日の日本ハム戦（東京D）で6回に右下手投げの鈴木から右翼スタンド中段へ貴重な追加点となる1号ソロ。「4番・三塁」で出場した6日の巨人戦（東京D）では8回に京本から右中間スタンド中段へ同点の2号2ランを放つと、9回には2打席連発となる3号ソロを鍬原から左中間スタンドへ叩き込んでおり、これで3戦4発となった。

　【村上宗隆の侍ジャパンシリーズ2022全打席】（）は打点
11月5日　日本ハム戦　一ゴ、中飛、右本（1）、空三振
11月6日　巨人戦　遊飛、左飛、四球、右中本（2）、左中本（1）
11月9日　豪州戦　一安、四球、右本（2）
※10打数5安打、4本塁打、5打点

　▼村上　打ったのはチェンジアップ。球種を絞るというよりは来た球を打つ意識でした。2死1塁ということで長打を狙っていました。試合展開的にいいところで追加点を取ることができてよかったです。