侍ジャパン・栗山監督 宿敵の豪州に「みんなが持つ“魂”を出せるように」

[ 2022年11月9日 04:45 ]

共同会見後、デービット・ニルソン監督とユニホームを交換する栗山監督
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 栗山監督は、WBC本番を見据えた投手起用をする考えを示した。先発・今永から「第2先発」の戸郷までは予定通りになるが、3番手以降は試合の展開を見ながら起用する。

 「本番だと思っていく。(5、6日の試合は)ある程度、投げる場所を決めていったけど、リリーフ投手はスタンバイしてもらいながらいく」。オーストラリアはWBCの1次ラウンドで対戦するだけでなく、アテネ五輪で長嶋ジャパンが準決勝で敗れた相手だけに「大事な試合で日本がやられた印象が強い。全力で勝ちにいく。みんなが持つ“魂”をどんな場面でも出せるように」と続けた。

 来季から日本ハムの本拠地ではなくなる札幌ドームでの試合。この球場で10年間指揮を執った栗山監督は「野球の神様から最後に野球をやらせてもらうチャンスをもらったと思っている」と話した。(秋村 誠人)

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2022年11月9日のニュース