広島ドラ5・河野 同学年の朗希、奥川意識「同じ舞台に立てた、ここから追いつきたい」

[ 2022年11月9日 05:00 ]

広島グッズを手に笑顔を見せる大阪ガス・河野(撮影・後藤 大輝)
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 広島からドラフト5位指名を受けた大阪ガス・河野佳投手(21)が8日、兵庫県西宮市の同社グラウンドで指名あいさつを受け「やっと実感がわいてきた。カープでプレーするのが楽しみ。まずは開幕1軍を目指したい」と力強く語った。

 ロッテ・佐々木朗やヤクルト・奥川は同学年で、広陵2年秋の中国大会準決勝では阪神・西純(創志学園)に投げ勝った実績も。「同じ舞台に立てたので、ここから頑張って追いつきたい」。いずれ先行するライバルたちを追い抜く意気込みだ。

 社会人3冠に輝く昨年はドラフト1位級の世評を得ていた。今季は不運が重なって調整が思うに任せず、評価を下げたが「プロの結果で示したい」ときっぱり。担当の鞘師スカウトも「本来の力を出せば開幕1軍に入る力は十分ある」と語る。

 3連覇を目指した日本選手権で初戦敗退。気持ちの整理がつかない中での発言が物議をかもしたが「カープに入って活躍したいという気持ちは揺るがなかった」。3年間待ち焦がれたステージ。最速151キロの本格派右腕が地元広島で輝く。

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2022年11月9日のニュース