楽天・石井GM兼監督はマー君の残留に「心強い」　浅村、辛島らFA組の流出阻止

笑顔の楽天・石井一久GM兼監督
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　楽天の石井一久GM兼監督（49）は9日、保有する海外FA権を行使せずに残留することを表明した田中将大投手（34）の決断を歓迎した。

　指揮官は今年8月にFA権を取得した田中将とシーズン中から残留に向けた話し合いを続けてきた。この日までに契約が合意に達し「来季も（契約を）継続してくれるのは非常に大きい。将大がここにいる意義をしっかり考えて決断してくれたんだと思う。特別扱いはしないが、残ってくれるのは心強い」と話した。

　今オフはFA権を保有している田中将や浅村、辛島ら主力選手たちがそろって残留を表明した。交渉役として慰留にあたった石井GMは「みんなここで（優勝、日本一という）目標を成し遂げたいという気持ちを持ってくれている。何とか形にしてあげたいし、見ているファンの人にもそういう光景を見てもらいたい」と力を込めた。