巨人・大勢、同学年・村上に痛恨の55号3ラン被弾 両手を膝についてガックリ 3ラン被弾も自責ゼロ

[ 2022年9月13日 22:29 ]

セ・リーグ   巨人9―7ヤクルト ( 2022年9月13日    神宮 )

<ヤ・巨>9回、村上(右)に3ランを打たれた大勢(撮影・尾崎 有希)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)がヤクルト戦(神宮)で今季51度目となるリリーフ登板。同学年にあたる相手主砲・村上宗隆内野手(22)に1964年の王貞治(巨人)に並んで日本人最多タイとなる55号3ランを浴びた。

 引き分けでも2年連続V逸が決まる一戦。逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向けて負けられない試合で、大勢が打たれた。

 9―4で迎えた9回に4番手として登板。セーブ機会ではない5点リードでのマウンドだったが、先頭の代打・宮本に中前打されると、1死後、山崎の遊ゴロを湯浅が後逸するエラー。山田はフォークボールで空振り三振に打ち取り2死までこぎ着けたが、2死一、二塁のこの場面で打席に迎えたのは4回に巨人エース菅野から54号ソロを右翼スタンド上段に放っている村上だった。

 そして、大勢の初球フォークボールが外角低めに外れた後の2球目だった。外角への直球を完璧に捉えられ、村上は自分の打球を見上げながら安定の“確信歩き”。大勢は打たれた瞬間、両手を膝に付けてガックリ。チラリと打球方向を見やって悔しそうな表情を浮かべた。

 続くオスナはスライダーで二飛に打ち取り、ゲームセット。逆転は許さなかったが、直近4試合で失点するのは3度目となった。なお、大勢は1回2安打3失点だが、湯浅の失策がなければ村上に打席が回っていなかったため、自責点はゼロとなっている。

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