落合博満氏「CSなければ07年優勝してると思う」パのV争い「ひとごとだけどね。楽しみにしてますよ」

[ 2022年9月13日 19:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が13日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。熾烈を極めるパ・リーグの優勝争いを受け、「シーズン終盤の戦い方」をオレ流の視点で語った。

 中日監督時代、2010年に巨人、阪神との三つ巴の優勝争いを制した経験を持つ落合氏は、パの現状に「面白い戦い方だな、とは思ってますよ。どこが優勝して、どこがクライマックスシリーズに出てくるか」と、興味を示した。さらに「優勝の可能性あるうちは優勝を狙う。シーズンを戦っていく中で戦い方を変えることはまずない」と話した。

 中日監督時代の2007年からセ・リーグでもクライマックスシリーズ(CS)が導入され、シーズン2位から勝ち上がり日本一に輝いた。しかし、もしCSが導入されていなければ「(リーグ)優勝してると思う」と話した。そして「無理させる必要もないだろうってことでね。クライマックスシリーズっていうのをうまいこと利用したといえば利用したんだと思うし」と、新しいルールの下での、先を見据えた戦いだったことを明かした。

 そして最後に、パ・リーグの優勝争いについて改めて聞くと、「ひとごとだけどね。楽しみにはしてますよ」と笑った。

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