阪神 高知県、安芸市と3者協定 「連携強化して地域活性化を」 女子野球の振興にも協力へ

[ 2022年9月13日 18:11 ]

連携協定を締結した(左から)百北幸司・阪神タイガース社長、浜田省司・高知県知事、横山幾夫・安芸市長(撮影・大森 寛明)
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 阪神は13日、高知県、同県安芸市と、地域活性化や野球を通じたスポーツの振興などを柱とした連携協力の協定を結んだ。兵庫県西宮市内の球団事務所で調印式を行った百北社長は、「連携を強化して、野球を通じて地域活性化に貢献したい」と目的を語った。

 高知県安芸市で2軍の春季キャンプを行ってきたが、来年からは沖縄県うるま市へ移転する。関係継続を願った高知県の発案で、今回の協定が実現した。阪神は秋季キャンプの開催の他に、クラブチーム「阪神タイガースWomen」の合宿、高知県内の女子野球の振興などに力を入れる。

 調印式には高知県の浜田省司知事、安芸市の横山幾夫市長も出席。浜田知事は「半世紀の協力関係があったが、春季キャンプ地の変更の話が出た。新しい関係をつくりたいという思いがあった」と経緯を説明。横山市長は「協定で末永く交流が続くことを願う」と語った。浜田知事は、調印式の後、阪神―広島戦の始球式を行った。

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2022年9月13日のニュース