登場曲「田園」でおなじみソフトバンク奥村が2度目先発で3回1安打の好投

パ・リーグ   ソフトバンクー西武 （ 2022年9月13日    ペイペイD ）

＜ソ・西＞ソフトバンク先発の奥村（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンク奥村政稔投手（30）が、2度目の先発できっちりと仕事をした。8月29日のロッテ戦以来となる、ゲームメークを託された。社会人時代の仲間が好きだった不動の登場曲、玉置浩二の11枚目シングル曲「田園」に乗って、眼光鋭くマウンドに登場した。身体の軸回転を重要視するため、投球後は、ほぼミットを見ない豪快なフォームで西武打線を淡々と封じた。

　「正直な気持ちを言えばもう少し長いイニングを投げたかったですが」がリリースコメントでの第一声。初回を3人、2回先頭で山川に単打を許すも後続を斬った。3回を完全投球で締めた。4回からは、自主トレを共に行う森に託した。

　1メートル75、77キロを決して大きくは無いが、緊張知らずの強心臓が、マウンド上で、さらに威圧感を与える。打者10人に48球、3回1安打零封でミッションをクリア。前回も5回4安打1失点と好投した。「任せられたイニングを0点で抑えることができて本当に良かった。チームの力になることができたと思います」。降板後のベンチでは、声をからしていた。