ヤクルト連敗でM11のままも 村上が快挙!“日本新”12度目マルチ弾で王貞治55本に並んだ

[ 2022年9月13日 22:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7ー9巨人 ( 2022年9月13日    神宮 )

<ヤ・巨>9回、55号となる3ランを放ち、ボードを手にファンの声援に応える村上(撮影・光山 貴大)
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 首位ヤクルトは13日の巨人戦(神宮)に7―9と敗れ2連敗。今季神宮最後の巨人戦を勝利で飾ることが出来なかったが、球界注目の村上宗隆内野手(22)が“日本新記録”となる今季12度目のマルチ本塁打を放ち、歴代日本選手最多の1964年王貞治(巨人)のシーズン55本塁打という偉大な記録に並ぶ快挙を達成した。

 先発の石川は3被弾を浴びるなど、4回1/3を9安打6失点と崩れ4敗目。チームは両チーム合わせ8本の本塁打が飛び交う“空中戦”に敗れ2連敗を喫した。

 それでも頼れる主砲・村上が大活躍。4回、これまで通算41打席の対決でノーアーチが続いていた“天敵”菅野から待望の初本塁打となる54号ソロをマーク。1964年王貞治(巨人)の偉大な記録へあと1に迫った。

 チームが敗色濃厚となった9回には2死一、二塁から左中間スタンドに55号3ラン。“日本新記録”となる今季12度目のマルチ本塁打によって大記録に並ぶ快挙を達成。

 試合は敗れ優勝へのマジックは「11」のままとなったが、球場は村上の本塁打による余韻であふれていた。

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