日本ハムCS消滅、4年連続Bクラス確定…新庄監督、清宮、万波ら酷評「来年のレギュラーは厳しい」

[ 2022年9月13日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム0―3ロッテ ( 2022年9月12日    ZOZOマリン )

<ロ・日>ベンチで厳しい表情の新庄監督(撮影・沢田 明徳)
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 最下位の日本ハムは128試合を終えて4年連続Bクラスが確定。CS進出の可能性が消えた。就任1年目は「トライアウト」と位置づけて高卒新人投手と故障者以外は全員1軍で起用した新庄監督は「全員使って見極めさせてくれと言って若手も経験できた」と収穫を口にした一方、厳しい言葉も口にした。

 「これだけチャンスを与えて打率2割2分以下の選手は、つかめなかったとしか判断できない。これは自分のせい。来年のレギュラーは厳しい」

 今季19度目の零敗で2連敗。松本剛がリーグトップの打率・345と結果を残しているが、チーム最多14本塁打の万波は95試合で・206、13本塁打の清宮はチーム最多115試合で・201だ。ともに潜在能力を期待されて多くの出場機会を与えられて本塁打こそ自己最多を更新も、レギュラーを奪うまでには至らず。名前こそ挙げなかったが、新庄監督の「打率2割2分以下」という言葉には両者への不満がにじむ。

 球団は監督就任時に複数年契約を打診しており、球団幹部も「契約した時からスタンスは変わっていない」と1年契約を結ぶ指揮官に来季続投を要請する方針。これまでに新庄監督も「残り試合で(チームが)成長できないかなと思ったら分からない」と話すなど態度を保留しているが、今季終了後の交渉で続投が決まる見通しだ。(東尾 洋樹)

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2022年9月13日のニュース